2017.05.12
カテゴリ:業務用漆器
お店オリジナルの商品(器)を作るための疑問・質問など
お店独自の器が欲しいという問い合わせをいただいた場合に、具体的にどのようなものを希望しているのかで、提案が変わってきます。
お客様からいただく質問は、かなり漠然としたものも多いので、普段お応えする一般的なことをまとめてみました。
全く新しいデザインで作る
材質は「木」なのか、「樹脂」なのかでロットが変わってきます。
木で作る場合は、1個からでも可能です。もちろん、ある程度まとまったほうが割安になります。
樹脂で作る場合は、金型が必要になります。金型代は樹脂の種類や大きさによってずいぶん変わります。大抵は、30万くらいから100万、200万と大きな金型になればなるほど費用も高くなります。
樹脂の試作品ということであれば、最近は3Dプリンターでずいぶん手軽に作れるようになりました。
既存の型を使って、アレンジする
ABS樹脂の場合、耐熱素材ではないものを耐熱仕様にするには、数千というロットが必要になりますが作ることは可能です。
塗装の色を変える場合、黒や朱など一般的な塗りは1個からでも作ります。(※ただし、多少割高です)
それ以外の塗りの場合は、できる場合とできない場合があります。
他にも、滑りにくい加工・傷がつかない加工などご希望・用途に応じて提案しています。